2015年新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。

新年にあたり、天真剣について思うところをシェアできることを、うれしく思います。

人生の哲学や、世界を変えたいという願いに関係することがたくさんあります。しかしいつも通り、技術的なことからはじめたいと思います。

天真剣の稽古と真の自分の探求

ご存じのとおり、新体道の斬り下ろしの組手には多くの種類の型がありますが、これらの型のなかでも、天真剣では、大上段斬り下ろしでたがいに相手を斬り割って中心に迫り続けることにより身心の力みを取り払い、「自我」で凝り固まった自分自身を打ち砕いて、彼我同時に「無我」に至るプロセスです。

闘争の果ての融和と、 1+1=1を学ぶプロセスと言えます。

芭蕉の俳句で、「閑かさや岩にしみいる蝉の声」というものがあります。

静寂が岩すらも満たし、そして蝉の声が・・・

ほとんどの日本人はこの俳句を読んで、うつくしい夏の日を思い浮かべます。

しかし、フランスでの私の生徒、Philippe Beauvoisはこの句にまったく違う解釈を与えました。

閑かさ=完璧なる静寂、雑音/雑念の無い世界、余分なもの/考え方を削ぎ落とした時

岩=自我に凝り固まった我

蝉の声=大自然/天真からのメッセージ

まとめると次のようになります。

「静寂はさわがしい思考を鎮め、不必要なものごとは脱落する。そして、とうとう私のエゴは沈黙した。聞こえるだろうか?宇宙が語っている。」

恵まれた場所から離れることについて

楽天会には岡田兄弟がいた。楽天会の創立メンバーであり、道守となった岡田満のことはみな知っているだろう。しかし、楽天会の主要メンバーであったその弟、岡田巌のことは知らない人も多いのではないか。

私は、新体道の使徒として日本から出発する以前の1970年代、東京で新体道の本部の運営を行っていた。新宿の小さな事務所で、巌さん(当時、彼は皆に「がんさん」と呼ばれていた)は人間関係の面で事務所の運営をたいへんに助けてくれた。
兄同様、巌さんはタクシーの運転手をやって生計をたて、仕事の空き時間、ほとんどの人は食事や休息、睡眠にあてたいと思う時間をさいて事務所にきてくれた。経理や運営といったビジネスのスキルにはあかるくなかったが、すばらしい人間関係をつくってくれた。

巌さんは本当に心がひろく、ほとんどの人が考えないことに心をくばっていた。裏社会で売春に従事させられている女性のことに関心を持ち、新体道ホールでシングルマザーが一人で子どもを生むドキュメンタリーを流したりした。熱心に活動しすぎて日本の公安警察に目をつけられたほどだった。

われわれはみな若く、ほとんどのメンバーはただ武道に夢中だった。からだを動かすのが好きで、稽古から受ける感覚が好きだったが、武道の稽古と心を真にむずびつけることはできていなかった。しかし、巌さんはすでに深いレベルでなぜ新体道を稽古するかを理解していた。

巌さんはシンガーソングライターの岡林信康の歌「私たちの望むものは!」が好きだった。

私たちの望むものは、今ある「不幸せ」ではなく、

私たちの望む者は、未だ見ぬ「幸せ」である!

いまある「不幸せ」に留まってはならない。

未だ見ぬ「幸せ」に向かっていま飛び立とう!

岡林は身体障害者のために働いており、スラム街の医師と言われてもおかしくない存在だった。しばらくして有名になるとお金のある人たちが彼のコンサートにくるようになった。すると彼は上記の歌のメッセージをひっくり返し、富や名声にとらわれることなく、ハンディキャップのある人たちの世界に入って行くようにと歌った。

巌さんは岡林の歌と同じような感覚を持っていた。楽天会ではいつもメンバーに恵まれた場所からでて、つらい時間をすごしている人たちと生きるようにうながした。当時はもちろん誰もお金を持っていなかったが、われわれは健康で稽古に熱中していた。ほとんどのメンバーは青木先生のまわりにいることを望んでいて、外の世界を救いにいこうとはしなかった。巌さんはしばしば、いら立っていたものだ。

私が米国に出発したあと、巌さんは愛知の実家に帰った。名古屋が愛知で一番の都会だが、巌さんがいたのはずっと田舎の方だった。タクシーで生計をたてながら、デイケアセンターをはじめて、精神的、肉体的に障害のある若者の世話をした。

これが35年前の話だ。彼はそれ以来人びとを助けることを続け、今は愛知でもっとも成功した養護施設の長になっている。彼はハンディキャップのある、顧みられることのない人びとを助けるという夢を体現し、人生でそれをなしとげたのだ。

現時点での天真剣の理解

端的に言って、天真剣の精神はイタリアの言葉「ベラ・チャオBella Ciao!」で表現される。これは人生への深い情熱をあらわしている。

Nathalie CardoneのThe Hasta Siempre のミュージックビデオは、周囲の人びとを力づけるという私の情熱と同じものを見事に表現している。ビデオのなかで、乳飲み子をだいてライフルを背負った母親が南アメリカの小さな村のストリートを抜け、外へ歩き出すシーンがある。彼女が希望のない、そのうちいく人かは畑で奴隷労働をしている人びとのあいだを歩きぬけると、彼らは道具をおいて彼女と一緒に歩きはじめる。

最近、私は武士道のもともとの精神について、熱心に取り組んでいる。それは武術の核心であり、私のライフワークの中心といえる。みなさんの多くが学んだ武道は武術的な技術だが、武士道はずっと奥の深いものだ。

新体道を開発するとき、青木先生は武術から魅力的な装飾をはぎとり、同時に武士道との関連も取り去った。それは日本の当時の状況、軍部が軍の文化を強化するために武道を使おうとしていたこと、がその理由だった。

そのため、青木先生は純粋に型と動きを(その文脈から切り離して)教えた。

新体道の哲学は、開くこと、取り除くこと、新たなものを見つけること、の周囲に発展した。現在、われわれには、どうやって「稽古の表面をはぎとり(脱構築して)自分自身のかたちと本質をみつければいいか」という問いが残されている。

私にとっては、武士道とは他者のために生と死のきわに立つことを意味する。より恵まれていない人びとのために立ち上がる勇気が必要である。われわれが立ち上がることで、彼らが彼ら自身のために立ち上がるだろう。それには二つのステップが必要だ。1)自分の本質を見つけ、強さとインスピレーションを得ること。2) 他人がそうすることを助けること。

新体道では、天真剣は切り下ろしの組手に変化した。この稽古でわれわれは大きな洞察を得ることができる。自分自身のエゴを手ばなし、自分自身を超えるためには激しい努力をするが、しかし、その次の段階にすすめなければ自己中心的な悟りになりかねない。最初の段階でつまづけば、上記のミュージックビデオにでていたような人を勇気づけるメッセージを見逃し、真に自由に、人と融合する機会を逃すことになるだろう。立ち上がって、ビデオの人びとのようにフェアでない状況に対して「ノー」と言うとき、その人は個人的なリスクや損失によって考えを限定されていない。勇気とともに真の自分が姿をあらわすが、それらはエゴや自我よりも大きなものなのだ。

天真剣のもともとのメッセージは、本当に弱かったり、不公平な状況にある誰かが、天(宇宙の真実)とつながるという能力であり、彼ら自身を表現し、その人生を変えるということだ。私の希望は天真剣のもともとのメッセージをもう一度武士道に注ぎ込むことである。

このためには、気持ちのよい恵まれた生活から一歩踏み出し、より恵まれない人びとに手をさしのべる(第二段階にすすむ)必要がある。問題は「どうしたら彼らが声をとりもどし、自らのために立ち上がる場所をつくれるか」だ。

岡田巌さんは、なぜ青木先生に学んでいるかについて、とてもはっきりした考えを持っており、それは社会正義の感覚を磨くためだった。新体道の価値感と稽古を自らに取り入れ、それを社会正義運動に翻訳した。我々は新体道で学んだことを世界をよりよくする活動へと翻訳する道を見つける必要がある。

武士道のもともとの精神を再発見できれることを希望している。

この2015年、新たな勇気と希望の世界をともに過ごすことを楽しみにしている。

伊東不学

2015年1月1日

P.S.

英語でのメッセージ作成を助けてくれたリー・シーマンとトミ ナガイーローテ、フランス語を助けてくれたパトリックに感謝します。

上記日本語は英語のメッセージからの翻訳です。

翻訳の内容については飯田宗一郎の責任です。

欧州新体道の10周年記念大会合宿

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欧州新体道の10周年記念大会合宿で一緒に稽古した人たちへ

皆様、お疲れさまでした。 光陰、矢のごとし! アッと言う間に2週間経ってしまいましたね!

今回、大会前の上級指導者講習会での実技指導と、本大会の最初の合同稽古の号令を担当させていただいたことはとっても光栄でした。 閉会式では、たくさんの感謝の言葉、賞賛の言葉を頂き大変恐縮しています。

でも、本当に感謝の言葉と、賞賛の言葉を受けるべきだったのはこのイヴェントのオーガナイザーと大会中にそれぞれの立場でそれぞれの役を万遍なく熟してくださった裏方の人たち、そしてフォラム形式の合宿を考案したESCのスタッフ、10年前にコヤ・ラ・フォレに集まって夢を見始めたグループでした! このことに関しては、指導者講習会、本大会を通じてワタシをアシストしてくださり、最後の合同稽古をリードしてくださった皆川先生に対しても同じ思いを持っています。

天台宗を起こした最澄さんの教えに以下のような言葉があります。
国宝とは何物ぞ
宝とは道心(どうしん)なり
道心ある人を
名づけて国宝と為す
故に古人(こじん)の言わく
径寸十枚(けいすんじゅうまい)
是(こ)れ国宝に非(あら)ず
一隅(いちぐう)を照らす
此(こ)れ則(すなわ)ち国宝なりと
新 体道ムーブメントで言えば、一日の仕事が終わった後で、自分自身の自由時間を割いて新体道のクラスを自分の住んでいる街で開催して、新体道を通じて身の回 りの人たちに「明るい身体」と「強いこころ」の造り方を指導し続けて送りいるインストタクターと彼・彼女のアシシタントの人たちこそ「ワレワレの宝」で す!

最後に昭和の始めに活躍した童話作家/宮沢賢治が遺した詩・雨にも負けずの一節を紹介させてください! (ちょっと長くなりますが、勘弁! 勘弁!)

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ

不学

Greeting-evening session in 2014 winter

Dear Friends,

Greetings!

『いい人が先に逝く!』

When Japanese people speak about a person who has passed away, they say “Ii hito ga saki ni yuku!” (“The good ones go first!”)
Last year we lost 2 good friends who used to be very active in the Shintaido movement in the US & Europe:

• Christophe Bernard who actively practiced with us on the west coast of the US passed away in August.
(for more information about him, please check the SOA newsletter from last Fall at:http://www.shintaido.org/docs/bin/BD33_Sep2013.pdf)

• Caroline Raievsky, who was the coordinator of the European Shintaido College in the 2000s, passed away last month.
(Those who were at the Shintaido International in Italy in the summer of 2004 will remember her well; she was at the registration desk when you checked in.)

I am in France now. On Wednesday I fly back to SF, and I’ll stay in the Bay area for 3 weeks.
While I am there, I’ll lead 3 classes* of Taimyo meditation at the Day Street Dojo in SF.
At every class, I would like to start with the Tenshingoso Ritual, wishing Bon Voyage for Christophe & Caroline.

Please come to practice with me there, or join me by going beyond time & space!

-Ito

* a Winter series of 3 Tuesday evening class on January 21, 28 & February 4

鬆・柔、虚・空、円・満

鬆・柔、虚・空、円・満

この六文字は太極拳練習の習得目標で心身の状態作りを表したものである。

稽古を積むと、心身の状態は、鬆(リラックス)、柔(やわらか)を経て、虚・空(外からの刺激に対して内部から自然に反応する)、円・満(気がおのずと充満する)と発達する。

鬆(ソン)は放鬆(ファンソン)でリラックスすること、弛めることである。

柔(ロウ)は文字通り柔らかい動きや状態のことで、同系統の文字に軟(ルァン)・軽(チン)や静(ジン)などもある。

これら鬆柔あるいは軟・軽・静を意識し、站椿・套路・推手など全ての練習時に常に心がけ心身の状態を整えていく。

鬆•柔などの感覚とからだ作りが深まっていくにしたがって、からだの内側が虚 (シーや空(コン)の状態になってくるといわれている。

無為にして自然、作為もなく軽やかに外部からの攻撃や刺激(いわば実)に対してからだの内部からの自然の反応が始まってくる。

緩んだからだは皮膚をはじめ身体そのものが敏感なセンサーのようになって瞬時に判断し、自然な対応反応が出てくるのである。

太極拳に関連した古典は易経や医書などで、武術と医術の区別は本来ない。内丹(瞑想)の理想は嬰児の生命力の状態に帰るところにあるが、武術の理想も同じである。つまり中国武術における霊性とは、人間が本来そなえている生きる力である。

宮本知次著「中国武術の身体・気・霊性 – 伝統呉式太極拳・馬長勲の世界」より抜粋

大我-宇宙の旅

大我-宇宙の旅
伊東不学

最近、世界中で稽古することを、自分がどれほど楽しんでいるかについて、考えていました。みなさん一人ひとりから、とても多くのことを学んでいます!
今年は飛行機での移動をすこし減らしましたが、次の三つのことに助けられ、大宇宙を自由に旅しています。
(1)すわって片手で行う天真五相(折りたたみ椅子を使います)
(2)ほしぞら体操
(3)母が数年前、脳卒中でたおれる少しまえに書いた詩

四つの基本的状態である、自我、無我、真我、大我については、知っている方が多いとおもいます。このなかで大我について、多くのことを椅子にすわって片手で行う天真五相、ほしぞら体操、母の詩からまなびました。

椅子にすわっての片手での天真五相はとてもゆっくりと、もう一方の手もからだのそばでしっかり意識して、おこないます。ゆっくり、注意して、両方の側を交代でおこなうように気をつけています。椅子が重力を受けとめてくれるので、ほとんど力をいれずに動くことができます。手やからだが動いて(sweep)いくにつれて、すべての細胞が、まわりの細胞とのただしい位置におさまっていきます。そうなるには時間がかかりますから、急がないことが大切です。太極拳で学んだ、ゆっくり動くこと、十分に動くこと、そしてリラックスすることを意識して行っています。正確にできたときには、気のエネルギーが全身をめぐるのを感じることができます。下にある大地、上にある空、そしてまわりの人たちとつながります。目標がさだまり、生まれ変わり、あるべき場所に帰ったと感じます。

ほしぞら体操では、夜外にでて、空に、星々にむかってのびあがります。その時、ひとつひとつの星が上方に、自我の外、よりひろい宇宙へと引きあげてくれているように感じます。ときに、もどってくるのが難しいことがありますが、まだやるべきこと、完成していないことがありますから、もちろん、ここにもどってきます。終わったときにはいつも、前よりリラックスして、平和と、つながりを感じます。

母の詩についてですが、日本では「辞世の句」を書くという習慣があります。人生最後の詩と訳されることがありますが、人生の要約、というほうが正確だと思います。母は大我について洞察していたと、確信しています。母が数年前、とても重い脳卒中になったことはご存知の方が多いと思います。母のからだはまだこの世に、日本の病院にありますが、大我はすでに旅をしていると考えています。
母の句は次のようなものです。

死して後、始まる宇宙の旅路かな!

みなさんが、稽古で同じような理解を手にされることを祈っています。

付記:いつものように、英語での表現を助けてくれたトミ・ナガイ・ローテとリー・シーマンに感謝します。
訳注:原文は英語で作成され、http://www.taimyo-e.net/ に掲載されています(タイトル「DAIGA:Traveling the Universe」)。
翻訳についての責任は飯田にあります。

2012.7-ワークショップメッセージ

道友のみなさんへ

カリフォルニア州ソノマ大学で2012/7/3から7/6まで行われた、新体道国際大会の号令者として招かれ、非常に光栄であり、うれしく思っています。

このイベントを可能にしたみなさんに、感謝します。

サンフランシスコでライフエクササイズプログラムの一環である、6回にわたる月曜日の瞑想コースが行われる時期になりました。

初回は7/30の夕方です。そこでは国際大会の4回目の稽古で私が指導した、新体道の「儀式」を行います。天真五相の「お」と「うん」を用いて、自然と人類の叡智に参加者が結びつくことができるよう導きます。

ライフエクササイズの稽古に参加いただいていることに感謝します。その稽古から、イスに座っての天真五相のバリエーションを開発することができました。この稽古で、自己と天/宇宙の一体感のイメージをより大きくふくらませることができると信じています。そうすることで、時間、空間、エネルギーを超えてすすむことができます!

伊東不学

2012年ライフエクササイズ、夏の瞑想シリーズ:月曜日、6回
会場:Day Street Dojo
予定表にご記入ください。道場でお会いしましょう!
7/30
8/6
8/13
8/20
8/27
9/3

調身、調息、調心
肩の力を抜くと、呼吸が変わる。
呼吸が変わると、気持ちが楽になる。
気持ちが楽になると、身体全体の力みがとれる。
力みがとれると、呼吸が深くなる。
呼吸が深くなると、 思いやり/気ずきが出て来る。
気配りが出来る様になると、周囲の雰囲気/呼吸が変わる。
以心伝心で、物事が良い方に回り始める

2012.7ワークショップ:瞑想のヒント

先週初回のクラスを行いました。運営してくれているコニーとマイクに感謝します!

初回の稽古で下記のテキストを使いました。次回以降の参考にしてください。

瞑想のヒント

- 自我 無我 真我 大我

- 天/大宇宙 = はかりしれない

- 暗黒エネルギーと暗黒物質
宇宙のおよそ70%は暗黒エネルギー、25%は暗黒物質で構成されていることが明らかになっている。残りの物質、つまり地球に存在するもの、そして、人類が今まで観察したすべての物質=通常の物質は、宇宙の5%未満を占めるにすぎない。

http://science.nasa.gov/astrophysics/focus-areas/what-is-dark-energy/

- パスカルの言葉
この無限の空間の永遠の沈黙が、私を震撼させる。

http://www.linternaute.com/citation/3415/2/le-silence-eternel-de-ces-espaces-infinis-m-effraie—–waiting-in-vain/

Happy Holidays ! -2011.12

クリスマスとお正月のお祝いを一言に纏めたアメリカ流の挨拶ですが、皆さんお元気ですか?
(年賀状が正月前に届いてもいいし、クリスマスの後でカードが届いてもいいので大変重宝しています。)

大変な年でしたネ、2011年は!?!?!?
来年は辰年!  どんな展開/転回/天海になるんでしょうかネエ、、、、。

2012年は、世界のシンタイドーイストにとっては、第10回目の国際大会の年でもあります。

主催/アメリカ新体道、協賛/国際新体道カレッジ、場所/カリフォルニア州ソノマ州立大学   期間/7月3~6日
詳細は以下のサイトで: http://2012.shintaido.org/ja/

大会のテーマ『水のように』を考えていて、秀吉の軍師だった黒田官兵衛が書き残したと伝えられている『水七則』を思い出しました。

<水七則>

・自ら活動して他を動かしむるは水なり。
・常に己の進路を求めて止まざるは水なり。
・障碍に遇い激しくその勢力を百倍し得るは水なり。
・自ら浄らかにして他の汚れを洗い清濁併せ容るるの量あるは水なり。
・洋々として大洋を充たし、発しては蒸気となり、雲となり、雨となり、雪と変じ、霞と化し、凝っては玲瓏なる鏡となり、而もその性を失わざるは水なり。
・暑さには涼を、渇するものには蘇生を、乾けるものにはうるおいを、すべての生物に生命力を与えるものは、水なり。
・常に平らかにして低きにつき、よく方円の器に従うと雖も、ひとたび怒る時は怒涛狂潤となりて、なにものをも許さざるは、水なり。

年末年始での瞑想の糧にして頂けるのではないかと思い、紹介/照会させて頂きました。

不学

伊東’s メッセージ 2011.7

D’où venons-nous ? Que sommes-nous ? Où allons-nous ?
(我々はどこから来たのか、我々は何ものなのか、我々はどこに向かうのか)

21世紀初頭に起こった二つの事件は、われわれの世界に対する見方を根本から変えてしまった。

(1) 9.11の事件は、世界に安全な場所はどこにもないこと、政府は我々を守ることなどできないことを見せつけた。事件後もオサマ・ビン・ラデディンは10年以上も活動をつづけた。米国はそれを止めるために何十億ドルも支出しておきながら、その過程で、うかつにもより多くのテロリストを作りだしてしまったにすぎない。

(2) 巨大な地震と津波は、大自然の災害対して我々は全く無力であること、科学技術は我々を守ることなどできないことを見せつけた。地震と津波に対し、世界最高の備えを行っていた日本でさえ、壊滅させられてしまった。日本では今、より一層多くの人々が原子力エネルギーに反対し始めている。

また、現在人類の営為が地球環境に与えている主に三つの影響とそれによるかつてなかった変化が明らかになりつつある。
(1) 人類の活動により気候変動が大きくなりつつある。
(2) 古いエネルギー源は価格が上昇しつつあるか、終わりを迎えつつあり、新たなエネルギー源は、いままでのものほど便利でも、安価でもない。
(3) 淡水はますます不足しつつある。

これらの出来事は、人々の自らの生き方と世界にたいする考え方に、根本的な影響を与えている。長いあいだ、「真面目にやっていれば生活はますます良くなってゆくものだ!」と考えられてきた。しかし、「ますます良くなる」とは「より多くの物とサービスを得ること」という意味ではなかったか。

今、我々はターニングポイントを迎えている。これまでと同じようにやり続けるのか、それとも違う道を選ぶのか?現代文明の意味とは何か?次の10年間、どのような生活を設計したらよいのか?われわれ自身の生活だけでなく、数世代後の我々の子孫がおかれるで有ろう状況を慮りながら、現時点での最良の行動を選択することを迫られている。一体何が一番いい行動なのか?

8月のワークショップでは、新体道で開発されたからだの叡智を通して、これらの問題にアプローチしていきます。ポール・ゴーギャンの傑作 “D’où venons nous? Que sommes-nous? Où allons-nous?“ (我々はどこから来たのか、我々は何ものなのか、我々はどこに向かうのか)にみられるこの”問い”を深く探索しながら。

準備として以下を考えてください
・ポスト・ピークエナジー世界(電気エネルギーのピークを過ぎた世界)において、われわれはどんなふうに、稽古を続けていったらよいのか(生活の簡素化)?
・高齢化社会にどう対処していったらよいのか(恐れずに死を迎える道)?
・続く次の世代をどう育成していったらよいのか(「よき生活/生き方」とは何かを考えるうえでの今までと違う新らたな視点)?

最後に雑多な思いを打ち分けたワタシの意を汲んで、英語でこのメッセージを編集してくださった、リー・シーマンとトミ・ナガイ・ローテに感謝します。
また、英語の本文を反芻して平明な日本語のメッセージに翻訳してくださった飯田宗一郎と松山晋一の両兄にもとっても感謝しています!

伊東不学

江本博士メッセージ

マグニチュード9の大地震、そして想像もつかない規模だった大津波、それによりまだ1万人近くの人が行方不明となっています。あれからもう16日も経つと言うのに。

そして福島原発の高炉の中の水までもが外に漏れ始め、付近の海や大気、そして付近の水分子を汚染し始めています。

人間の知恵は、為すすべもなくただ水を放水し冷却に努め、原子炉内の放射性物質の怒りを鎮めようとするばかりです。

本当に他にする手立てはないのでしょうか?

いや私は有ると思います。私が過去20年余にわたり研究してきた水の波動測定や結晶写真撮影技術により、水にはたとえどんなに遠くからでも、私たち人間のピュアーな祈りの波動は届き、ポジティブに変換されると言うことを見てきました。

アインシュタインのエネルギーのフォーミュラ、E=MCの二乗の本当の意味は、エネルギー=人の数とその意識の二乗であるのです。

さあ今こそこの本当の意味を理解して、出来るだけ多くの皆様が次のような手順での、地球人としての祈りのセレモニーに参加をしようでは有りませんか。そして日本だけでなくこの地球の危機を救ってください!!

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『福島原発の中にいる水たちに、

愛と感謝の想いを捧げ送ろう!!』

日時2011年3月31日(木)
それぞれの地区の時間の正午

何を言うか

「福島原発の中の水たちよ
辛い思いをさせてごめんなさい。

我々を許して下さい。

そして有難う、愛しています。」

これを口に出して、あるいは心の中で、
手を合わせて3回祈ってください。
お願いします。

愛感謝

2011年3月27日
水の伝道師 江本勝