欧州新体道の10周年記念大会合宿

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欧州新体道の10周年記念大会合宿で一緒に稽古した人たちへ

皆様、お疲れさまでした。 光陰、矢のごとし! アッと言う間に2週間経ってしまいましたね!

今回、大会前の上級指導者講習会での実技指導と、本大会の最初の合同稽古の号令を担当させていただいたことはとっても光栄でした。 閉会式では、たくさんの感謝の言葉、賞賛の言葉を頂き大変恐縮しています。

でも、本当に感謝の言葉と、賞賛の言葉を受けるべきだったのはこのイヴェントのオーガナイザーと大会中にそれぞれの立場でそれぞれの役を万遍なく熟してくださった裏方の人たち、そしてフォラム形式の合宿を考案したESCのスタッフ、10年前にコヤ・ラ・フォレに集まって夢を見始めたグループでした! このことに関しては、指導者講習会、本大会を通じてワタシをアシストしてくださり、最後の合同稽古をリードしてくださった皆川先生に対しても同じ思いを持っています。

天台宗を起こした最澄さんの教えに以下のような言葉があります。
国宝とは何物ぞ
宝とは道心(どうしん)なり
道心ある人を
名づけて国宝と為す
故に古人(こじん)の言わく
径寸十枚(けいすんじゅうまい)
是(こ)れ国宝に非(あら)ず
一隅(いちぐう)を照らす
此(こ)れ則(すなわ)ち国宝なりと
新 体道ムーブメントで言えば、一日の仕事が終わった後で、自分自身の自由時間を割いて新体道のクラスを自分の住んでいる街で開催して、新体道を通じて身の回 りの人たちに「明るい身体」と「強いこころ」の造り方を指導し続けて送りいるインストタクターと彼・彼女のアシシタントの人たちこそ「ワレワレの宝」で す!

最後に昭和の始めに活躍した童話作家/宮沢賢治が遺した詩・雨にも負けずの一節を紹介させてください! (ちょっと長くなりますが、勘弁! 勘弁!)

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ

不学